今回は、「ねずみの初恋」63話「murashige」を読んだ感想考察をまとめました。
63話以前の内容について振り返りたい方は、こちらの「ねずみの初恋」最新ネタバレ考察【完結まで全巻全話あらすじ感想更新】をどうぞご覧ください。
「ねずみの初恋」ネタバレ63話の感想考察【murashige】
韓国系の組織に襲われた豚磨。
自分はいったい何をしていたのかと過去に恐怖を抱く中、彼が鯆に案内された場所は、
郊外から離れた一軒家。
そしてそこにある地下室におり、自分が何をしていたのかと、思い出せない豚磨。
自分の過去と向き合えるのか?
63話「murashige」振り返り
今回は鯆と浅葱が豚磨と水鳥を乗せて、ある一軒家へと向っている事から始まります。
目的地に着く前に、前回の襲撃犯について韓国国籍の人間である事が明らかにされ、使用された銃からも、何者かに雇われた可能性がある事が解りました。
そしてこれが単独の仕業ではないこと。
再度の襲撃も予測されると予想を立てていきます。そんな中で当事者となっている豚磨は、自分の拳を見ながら汗だくで話を真剣に聞いていました。
鯆いわく豚磨が裏で携わっていたビジネスに、一枚噛んでいた連中だろうと言い、桔梗会の可能性もあり得ると、そんな事を言ってきます。
どうやら豚磨の生存は知られているみたいですね。
浅葱は豚磨に誰かに何か言われなかったかと訊ね、豚磨は何もなかったと、ヒソクの事を黙ってしまいます。
今のところでは、ヒソクが唯一に豚磨の過去を知る1人であると、豚磨にとって過去の自分の繋がりを持つ存在なのかもしれません。
そしてたどり着いた場所は、森の中に不似合いな普通の一軒家と、なんでこんな誰もいない場所に一軒家があるのかと、不思議な佇まいです。
そんな一軒家は、かつてねずみや水鳥が監禁されていた家とのこと。
水鳥からその家のことを聞いていた豚磨は、怯えながらも家へと入っていきます。
家の中は埃まみれの内部と、既に長い間放置され、誰も訪れた形跡はありません。
そして置いてあるノートには、生年月日や体重に身長と健康状態など、詳しく描かれています。
そして食事の記録までも記入されているなど、何処となく不気味なノートですね。
しかもノートには水鳥の8歳の頃の記録もあり、体重は26キロと記されてもいます。
豚磨は汗を大量に流し、自分が何をしていたのかと恐れている感じです。
そしてついに監禁していた地下室へと降りていこうとするも、水鳥は降りる事が出来ず。鯆、浅葱、豚磨が降りていく事になります。
流石の水鳥も過去のトラウマの原因になった場所に行くのは、堪えてしまうのがあるみたいです。
そして豚磨は、真っ暗な空間を見て、茫然としています。
そのまま豚磨は奥に進んでいき、部屋の角に触れて沈黙します。
鯆はそんな豚磨を見ながら、ここで子供を使って商売をしていたと言い、組にはなにも言わず、なぜ言わなかったと訊ねてきます。
これには鯆も憤慨している様子。
豚磨は何も思い出せないと言い、自分は村重春彦だと思っていたと語ります。
昏睡状態の中で、何度も春彦さんと村重さんと、村重春彦さんと呼ばれていたみたいです。
そしてその呼びかけをしていたのが、なんと中縹だったのです。
豚磨はヒソクに手渡されたメモを見詰め、OHPS.//wpst78L_mooz.と書かれていた文章見詰めます。
これってアドレスでしょうか?
わしは誰なんじゃと、呟いてしまう豚磨。
彼は過去を想い出す事が出来るのでしょうか?
63話「murashige」考察
今回は豚磨の過去について触れていく内容になったみたいですね。
中縹が関わっていたと、どうやら豚磨もマインドコントロールをされているみたいです。
過去の記憶を消されてしまい、かつての豚磨とは違う人格になってしまったと考えるべきでしょうか?
では中縹はなんでこんなことをしているのか?
大きな謎が残ります。
また豚磨は海外組織と関わっていたと、また人身売買にも関わっていたみたいですが、これにも中縹が関わっているんでしょうか?
今後の展開で明らかになっていくのでしょうか?
63話「murashige」感想
豚磨の苦悩が描かれていく内容で進んでいきましたね。
自分の過去が恐ろしい犯罪者だったと考えてしまう豚磨。
でもそんな事を考えても、今は答えは出ない状況です。
1人悩んでしまう豚磨と、ヒソクとの関わりも増えていくかも知れません。
今回のお話ではねずみはお休みでしたが、碧とはどうなったんでしょうか?
次回で明らかになればいいですね。
次回、最新の「ねずみの初恋」は、こちらの「ねずみの初恋」最新ネタバレ考察【完結まで全巻全話あらすじ感想更新】をどうぞご覧ください。

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